9月13日 西日本新聞朝刊
◼️県立高校入試 出題範囲福岡未公表
西日本新聞の一面。
この問題について、以前から県教育委員会に対して早急に公表するように求めてきました。
以下、納得できる説明を頂けるように、議会で追及したいと思います。
◆私が問題だと思う点
・私も調査したところ、全国32の都道府県が既に入試の出題範囲について何らかの情報を公表しているにも関わらず、福岡県は公表していない。
・臨時休校の影響で生徒や教職員、保護者も疲弊しているにも関わらず、配慮に欠ける対応。
◆今回の記事で更に問題だと思う点
・福岡県は、公表するかも含めて未定としている
→更なる混乱を生じさせる
・県の担当者の「範囲を縮小することになって公表した場合、受験生がその範囲を勉強しないかもしれない」とのコメント。
→信頼関係を損なうような表現で不適切。
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/644397/
カテゴリー: 考え・意見
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9月13日 西日本新聞朝刊
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空港・交通等調査特別委員会視察(嘉麻市) ~コミュニティバスの広域化について~
空港・交通等調査特別委員会視察(嘉麻市)
~コミュニティバスの広域化について~
6月議会で私の一般質問でも取り上げさせて頂きましたが、
嘉麻市のコミュニティバスの広域化が先進事例であるとして、視察に参加してまいりました。
【視察先】
① 嘉麻市役所地域活性化 (新庁舎会議室にて概要説明)
② 総合バスステーション 「バス来る嘉麻」
【バス広域化の背景】
嘉麻市内には、JRの駅が下鴨生駅(後藤寺線)のみで、住民の方の多くが自家用車を利用。
JR飯塚駅やJR桂川駅から博多方面へ出られることが多かったが、
西鉄バスの路線廃止に伴って、駅までのアクセスのみならず、市内の移動が不便になったため、代替輸送を行政が行っていた。しかし、合併前の旧山田市、嘉穂町は、道路運送法第79条登録による、いわゆる有償コミュニティバスを運行。
稲築町、碓井町には、温浴施設等の送迎を目的とした無償による福祉バスをそれぞれ独自のルールで運用しており、旧市町の運行方法の継続では、乗継の不便さや路線の分かりにくさ、有料無料の地域間格差等の課題が生じた。
嘉麻市公共交通の抜本的な改革を実行するために、平成28年4月から各種計画の策定を始めた。乗継をスムーズにするために、総合バスステーションを設置。■運行と今後のについて
嘉麻市が運行計画を立て、運行自体は外部委託(嘉麻観光:タクシー業者)
赤字:一般会計予算で支出。過疎債や国庫補助を活用。2020年4月から料金を100円値上げして200円に。
運行経費の20%を運賃収入とすることを目標に各種キャンペーンを実施。
現在は電子マネーに非対応。ニモカやスゴカを導入するにはバス協会加入が必要となるため、ペイペイなどスマホ決済の導入を検討中。■嘉麻市について■
・人口:35,302人/2020年6月1日現在 (2010年/約44,000人)
・面積:135.11㎢
人口減少等課題解決を目指し、様々な合併案が持ち上がった中で、2006年に山田市、稲築町、碓井町、嘉穂町の旧1市3町が合併し、嘉麻市に。
参考:糟屋郡について
・人口:233,106人/2020年6月1日現在
・面積:164.64㎢
・有償コミュニティバス:新宮町、久山町、須恵町
・無償福祉バス:粕屋町、篠栗町、志免町、宇美町■私の考え■
改めて、地域公共交通は重要な施策であると実感しました。
合併後、15年近く非効率で住民のニーズに十分に応えることができていなかったことは本当に残念です。
担当課の方がご尽力されてきた内容や、既存の事業者との折衝が思うように進まなかったという点は、今日の糟屋郡でも聞かれる話に似ているなと思いました。
また、担当課の方の「既存事業者も10年前に比べると軟化して交渉しやすくなった。」との言葉が印象的でした。
糟屋郡全体の人口は、25年後も現在より増えていると予想されていますが、一部の地域では、人口が大きく減少し、既存のバス・鉄道路線の撤退等も考えられます。
既存事業者と調整を行うことやドライバー不足、赤字路線の解消のために県と市町村、事業者が一体となって、今こそ未来を見越して計画を立てるべきだと感じています。
だんだん、地元課題のようになってしまいましたが、今回学んだことです。 -
冨永よしゆき県政報告第4号が完成しました!
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6月福岡県議会一般質問&答弁 (要旨) ~「本県における今後の交通ネットワークの維持について」
6月15日(月)に4度目の一般質問に立ちました。
今回は、登壇前後のマスクの着脱、飛沫の飛散防止のためのアクリル板の中での質疑と新しい形での一般質問でした。『今後の本県における交通ネットワークの維持について』大きく3項目に渡って質問させて頂きました。
(質問趣旨)
糟屋郡には7町それぞれにコミュニティバスや福祉巡回バスが運行されています。しかしながら、各町内ごとの運行がメインとなっているために、特に町境にお住まいの方はご不便を強いられているのが現状です。また、民間事業者との路線の住み分けやドライバー不足、自治体の財政的な負担などなど多くの課題を抱えています。
2045年まで人口増加が見込まれる糟屋郡ですが、少子高齢化は他の自治体同様に進んでいます。「免許の返納を考えている。」もしくは、「家族に返納を求められている。」とのお声を多く聞きますが、鉄道・バスともに路線がない地域も多くあるため、自家用車を手放せない状況が続いています。自動運転化技術など技術の進歩が待たれますが、同時に交通政策として、考えるべき時(既に遅いくらい)だと思います。各町の首長さんや担当課の方は、民間との折衝などで住民の皆さまの利便性の向上を目指し尽力しておられますが、「利益を優先する民間事業者」と「人口減に直面し財政基盤も脆弱な町」が交渉するのは、限界がきており、市町村が連携し、スケールメリットを活かして各課題解決に向けて取り組むべきだと考えます。今後、県が関与すべきことは多く、財政支援はもとより、市町村の意向を取りまとめて先頭に立って民間事業者の折衝に当たるべきだと考えます。
今後、地域振興策と鉄道やバス等の利用促進策を大きな枠組みで考え、行政と民間で「新しいまちづくり」をすすめていくべきだと考えています。
以下、知事の答弁を受けての指摘と要望の全文です。
民主県政クラブ県議団の冨永芳行です。
通告に従いまして、「本県における今後の交通ネットワークの維持」について質問させていただきます。知事は、これまで「交通ネットワークの維持」という表現を多用されてきたものと認識しています本日、私は地元の「篠栗駅」から県庁があります「吉塚駅」までJR九州の中でも輸送密度の高いJR篠栗線「福北ゆたか線」を利用して参りました。県道607号線が非常に混雑するため、定時性を確保できる鉄道は本当にありがたいものだと実感しております。生活に欠かすことのできない交通ネットワークを維持することはもとより、地域のニーズに合った交通ネットワークを形成することが、県民生活の質の向上に寄与するものだと考えます。ところが、
A.JR九州が公表した赤字路線区について
先月27日JR九州は、運行する線区の収支、とりわけ赤字となっている区間の2018年度の営業損益を公表しました。公表した理由について、JR九州の青柳社長は、「鉄道利用のお客様が大きく減少し、今後は人口減少や高齢化も進む。厳しい状況を沿線住民の皆さまと共有し、ローカル線の維持継続 策を考えたい。」と述べられています。しかしながら、JR九州は、2017年に被災した日田彦山線の鉄道復旧の条件として、年間1億6,000万円もの運行費用を沿線自治体に対して求めてきた経緯もあり、突然の公表に、当該線区の利用者のみならず、県民、とりわけ、沿線自治体の関係者や住民はそれぞれに危機感をあらわにされています。ここで強く申し上げたいことは、この営業損益公表の前日5月26日は、日田彦山線の鉄道復旧を一貫して求め続けてこられた東峰村の渋谷村長が 住民説明会において、鉄道での復旧を断念し、「JR側が提案するBRT案を延伸するという県の意向」(これ)を容認するという苦渋の決断、方針を表明された日であるということです。このタイミングでの公表は、今後、赤字路線が自然災害に遭っても「基本的には鉄道での復旧は困難である」とのJR側の強い意思表示に他ならないのではないか?と強い危機感を持たざるを得ません。そこで、今回のJR九州の赤字路線の公表に関しまして4点お聞きします。
- 1点目に、鉄道事業の公共性、公益性に対する知事の認識を改めてお聞かせください。その上で、今回の赤字路線の公表理由をJR九州の青柳社長は、「鉄道を一企業だけで維持するのは非常に大変」とも述べておられますが、知事は、JR九州という「一企業」についてどのような認識をお持ちなのかをお聞かせください。
【知事答弁】
鉄道事業は、住民の日常生活の維持はもとより、地域経済や社会の発展に大きな影響を及ぼす極めて公共性、公益性の高い事業である。特に、完全民営化に際しての経営安定基金の取り扱いや平成30年度まで行われていた固定資産税などの税の優遇措置などを勘案すれば、JR九州を一般の民間企業と同列に論じることはできず、より高い社会的使命を有していることを認識した上で事業運営を行ってもらう必要があると考えている。
- 2点目に、全国的にJR各社は赤字路線を抱えながらも企業活動を継続しているものと認識しております。JR九州が今回、このような公表を行った「真意」について知事は、どう認識されているのかお聞かせください。
また、渋谷村長が「知事の鉄道復旧断念の明言は重たい」と発言されているように、知事が「日田彦山線の鉄道復旧の断念」を明言されたことが、今回の赤字路線の公表の引き金になったのではないかと考えますが、知事の考えをお聞かせください。
【知事答弁】
JR九州の青柳社長は、線区別収支の公表の際の定例記者会見で、「赤字ローカル線を自社だけで維持していくのは大変であり、維持していくには改善が必要である。そのための検討を地元と一緒に進めていく前提として、基礎データを共有する必要があることから公表に至ったものである。」旨の発言をしている。なお、青柳社長は、昨年7月の定例記者会見で、線区別の収支について公表する方針を、既に明らかにしており、日田彦山線の議論とは関連はないものと考えている。
- 3点目に、今回公表された線区の利用者、沿線の自治体や住民の方の反応をどのように捉えておられるのか知事の考えをお聞かせください。
【知事答弁】沿線自治体に確認したところ、
ⅰ)鉄道事業の収支は黒字であり、公表するのならば、黒字の路線も含め、全線区の収支を公表すべきである。
ⅱ)利用者の拡大については、JR九州が、まずもって検討すべきである。
ⅲ)JR九州は、廃線を目指していると言われないような丁寧な対応をすべきである。
ⅳ)JR九州は、上下分離を考えているのではないかと懸念している。
といった声をお聞きしたところである。
- 4点目に、今回公表された20線区のうち、7線区の沿線自治体では、既に九州運輸局や県を交えた検討会を立ち上げ、利用促進策の検討を始めているとのことですが、本県内に所在する線区ではそのような動きがあるのか?あるのであれば、どのような検討がなされているのか?県の果たすべき役割とともにお聞かせください。
【知事答弁】他県で設置されているような関係者による線区の活用に関する検討会は、本県においては設置されていない。なお、JR九州は、地元自治体に対し、線区を活用する取組みを行いたいとの意向を示しているが、自治体側は利用促進に限ったものでなければ受け入れられないとしている。
B.次に、本県内において、これまでに廃線となった鉄道路線についてお聞きします。
我が国の近代化と鉄道は切っても切れないものであり、特に産炭地であった北海道や本県を含む九州地方では、無数の石炭列車が走り、鉄道路線の拡大に伴って、
沿線地域は活性化され発展し、鉄道は住民生活の一部となってきたものだと認識しています。私の地元、糟屋郡にもかつて「吉塚駅」を起点として粕屋町、志免町を経て、宇美町に至る国鉄勝田線が1985年の廃線まで走っており、その前身は、沿線の大小50の炭鉱からなる粕屋炭田から産出される石炭の輸送や宇美八幡宮への参拝客を輸送するための鉄道路線でありました。他の路線同様に、石炭産業の衰退や道路の整備、自動車の普及等による「鉄道利用者の減少」を理由に廃線とされたことは、今日の住民生活や沿線自治体の「まちづくり」に大きな影響を及ぼしているものと感じています。そこで、本県における鉄道の廃線について、3点お聞きします。
- 1点目に、本県において国鉄時代を含め、廃線になった鉄道路線はいくつあり、廃線後にどのような代替手段となったのか具体的にお答えください。
【知事答弁】県内で鉄道が廃止となった路線は、昭和36年の国鉄「芦屋線」から平成元年のJR九州「宮田(みやだ)線」まで合計11路線である。そのすべてにおいて、代替輸送手段として、バス事業者による路線バスが運行された。
- 2点目に、廃線決定の前後で鉄道事業者と県や沿線自治体はどのような議論を行い、それぞれがどのような役割を果たしてきたのかお聞かせください。
【知事答弁】昭和55年12月に日本国有鉄道経営再建促進特別措置法が制定され、赤字ローカル線の廃止が、同法に基づいて実施されることになった。同法では、廃線の申請の前提として、九州運輸局長、知事、沿線首長、国鉄九州総局長等による協議会において、代替輸送計画等について協議するとされており、本県及び沿線の自治体は、「代替バスが運行され、5年間は赤字補填がされるが、その後、減便等でサービス低下とならないように、国が行政指導すること」、「地元要望等を勘案したダイヤ編成を行うこと」などの意見を述べたところである。
- 3点目に、廃線後の代替手段の現在の状況、及び沿線自治体への影響を知事はどのように認識されているのか廃線直後の状況と比較してお聞かせください。
【知事答弁】先程申し上げた廃線後の代替バスについては、その後、地域の実情に応じ、それぞれ路線の見直しを行いながら運行の継続を行うことで、今日までほとんどの路線において、地域生活のための路線が確保、維持されていると考える。
C.最後に、バス路線の維持とコミュニティバス等の運行についてお尋ねします。
路線バスの利用者減少も深刻であり、本県の2018年度の路線バス利用者数は2億7,206万人。これは、ピーク時の1969年度比で-49%、1989年度比でも-27%の減少であり、鉄道同様に減便や路線の撤退が相次いでいます。県は国と共に、広域・幹線的なバス路線維持の為「福岡県バス運行対策費補助金」を交付しており、2019年度は9事業者42系統の路線に対して、約1億5,000万円が交付されています。同様に、各市町村においても、国や県の補助対象とならない路線へ補助金交付をしたり、コミュニティバスなどの運行で、地域住民の移動手段の確保と利便性の向上を図っているものの、その財政基盤は脆弱であり、利用者の減少が続く中、路線維持の費用負担は増大し続けています。また、地域住民のニーズに応えるために、コミュニティバスの路線の見直し等を検討することは、民業圧迫に繋がる恐れもあるとして、既存事業者との折衝がうまくいかない、最悪のケースでは既存路線の喪失や営業補償の問題にも発展しかねないとの懸念があるなど、自治体担当者の様々な苦悩を聞き及んでいるところです。そこで1点目に、
- 本県でコミュニティバス等を運行している基礎自治体数と路線数をそれぞれお答えください。また、複数の市町村を跨いで運行する路線数と割合もお示しください。
【知事答弁】
買い物や通院など、地域住民の生活交通の確保のため、本年3月末現在、県内42市町において約280路線のコミュニティバスが運行されている。そのうち、隣接市町村に所在する病院や駅等への移動を確保する広域運行路線は、40路線約15%となっている。
- 2017年に策定された「県交通ビジョン」には、「コミュニティバスの広域運行路線の普及に努める」と明記されており、各自治体が抱える現状の課題解決をするためには、市町村同士が連携して、例えば相互乗り入れを行ったり、委託業者を統一するなどスケールメリットを最大限に活かすことが必要であると考えます。
そこで2点目に、今後、県が市町村の意向を集約して窓口となり、将来を見据えて、積極的に民間事業者との路線の調整等にあたるべきだと考えますが、
知事の見解をお聞かせください。その上で、「県交通ビジョン」に明記されている「コミュニティバスの広域運行路線の普及」に関して、これまでの具体的な取り組みと進捗についてお示しください。
【知事答弁】
県では、広域地域振興圏域ごとに設置する「地方創生市町村圏域会議」において、市町村が有する課題の解決に向けた意見交換を行うとともに、沿線の市町村や交通事業者とともに、広域運行や相互乗入れ、利用促進のための企画に関する協議などを行っている。コミュニティバスの路線の調整等については、市町ごとに設置され、住民の代表や交通事業者などが参加する「地域公共交通会議」において、地域の実情に応じた議論や見直しが行われており、県は、委員やオブザーバーとして必要な助言や情報提供を行っている。広域運行路線の普及のため、県では、平成30年度から、市町村域を越えて運行するコミュニティバスに対する補助率の上乗せを行っており、広域運行路線は、昨年度7路線増加し、本年3月末現在、40路線となっている。
【冨永総括】
人口減少に伴うバスや鉄道の利用者数の減少は、今後も続くと予想されます。
加えて、この度の新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言下においては、観光客だけでなく、通勤・通学客も激減し、生活路線の維持さえも困難になってきている鉄道、バス事業者もあるなど、今後は事業の縮小等に伴う路線の減便、撤退などが一層、懸念されます。現在、緊急事態宣言は解除されていますが、政府は在宅勤務を推奨したり、本県も県民の皆さまに対して、慎重に外出を行うように要請するなど「新しい生活様式」への移行が進んでいます。知事の言われる「交通ネットワークの維持」も日々刻々と状況がかわってきており、時代に即した施策と迅速かつ的確な判断が求められています。この際、改めて鉄道事業者等と県や各自治体の果たすべき役割を明確にした上で、知事には未来を見据えた「本県の今後の交通ネットワーク維持」について、以上3項目についてご答弁をお願い致します。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
(再登壇)
指摘と要望をさせて頂きます。
■線区収支の公表について、日田彦山線の議論とは無関係であるとの答弁があり、
その根拠に、昨年7月の定例記者会見での青柳社長の方針をあげられました。
しかしながら、公表は先月27日。直前の24日に知事は東峰村で初めて住民の方に対して説明会を開かれています。それを受けて、公表の前日26日は、渋谷村長がBRTの延伸案を受け入れる旨を表明されていて、これに対して、知事は「東峰村の皆さまにとって苦渋の選択だったと思う」と述べておられます。
まず今回の公表の在り方に対して、沿線自治体皆さまと知事が思いを同じとされているならば、その反応や思いも含めて九州知事会を通じて、JR九州へ抗議すべきだと指摘しておきます。
また、今回の公表のタイミングに関しても、配慮に欠けるものとして知事自身が抗議すべきであると指摘させていただきます。
■廃線後の代替バスの状況について
地域の実情に応じて、それぞれ路線の見直しを行いながら運行の継続を行うことで、今日までほとんどの路線において地域生活のための路線が確保、維持されていると考える
と答弁されましたが、
我が会派の中嶋玲子議員が2月の予算特別委員会において、廃線となった5路線を取り上げ「バス転換後にそのバス路線は廃線になり、辛うじて不便解消のために各自治体が西鉄等に依頼して一部運行している箇所もあるがJRの責任においてではない」と指摘しています。改めて、知事の答弁以上に、沿線の方々や利用者は不便を強いられており、自治体は経済的な負担を強いられているということ。また、バスへの転換は後戻りのできない結果を招くということをここで指摘させていただくと共に、そのような状況下にある自治体に対して、積極的な支援をして頂くようにお願いいたします。
■今後の交通ネットワークの維持のために
今定例会の一連の知事の答弁によると、日田彦山線の鉄道復旧を断念するに至った経緯に、今年2月の国会審議において国土交通大臣と鉄道局長から「最終的には鉄道会社の判断である」という最終的な国の判断が示されたことがあったとのことでした。国鉄時代、民営化の前後、上場の前後と今日に至るまで、現在のJR九州と国、県、沿線自治体の果たすべき役割は、その時々の法律とその解釈を背景に変遷してきたように感じます。(
恐らく知事の脳裏には、いわゆる国鉄再建法やJR会社法とその改正法の文言があったのではないかと推察します。)今後、新しい生活様式への移行に伴って、様々に社会が変化し、交通政策も方向転換が必要になるかもしれません。そのような中であっても、知事は、福岡県のリーダーとして、常に県民に寄り添って頂きたい。国に対して言うべきことをしっかりと意見していただきたい。基礎自治体へのフォローはしっかりとしていただきたいと思います。 また、事業者に対しても、新たな関係性を構築し、地域の振興策、交通ネットワークの利用促進策を大きな枠組みで進められる福岡県になるようにお願い申し上げ、一般質問を終わります。 -

#最近のお問い合わせ内容
この1週間コロナ支援策などに関するお問い合わせに加え、様々なお問い合わせやご意見を頂戴しました。最も多いものが『検察庁法改正』について。私も#検察庁法改正案に抗議します!と、SNSで発信させて頂きましたが、15日(金)に篠栗町内に西日本新聞朝刊と共に配布された『篠栗新聞』の記事にあった地元代議士のSNS投稿の内容(私もSNS本体を確認済)やその後の報道などが更に拍車をかけたように思います。「(代議士は)お忙しい方なので、短い文章の中でお伝えできていない部分があるのでしょう。」ということを前提に、私や野党に対するご意見やご批判をお聞きする一方で、あたたかい激励のお言葉も頂戴しました。
【私への主なご質問とご意見(賛否あり)】
① 県の支援策に関するご質問(作成し新聞折り込みさせて頂いた一覧表について)他、教育関係も多め。
② 各リーダー(各知事や首長)のコロナ対応についてどう思うか?
③ 地元課題について(●●町の支援策、福岡市の支援策と比べて××だ等)
④ なぜ野党は(残念ながら)欠席したのか? それに対してどう思うのか。⇔しっかりと反論すべき!
⑤ 野党はコロナウイルス対策に取り組んでいないのか?⇔しっかりと反論すべき!(印象操作に負けるな。)※④、⑤は篠栗新聞読者と思われる方から。
【④⑤に関して以下、私の考えです。法改正について触れない議員も多いですが、恐れずに発信します。】
大前提として、この大変なコロナ禍において、国民に対して大きな負担、自粛要請をしている最中に、「敬意、感謝、絆」で一丸となろう等と呼び掛けておきながら、不要不急で分断必至の法案を強引に通そうとしたことが信じられません。そんな中で、多くの方々が検察庁法改正に対して、NO!を突き付けたことで大きな世論となり、政府・与党を動かし、採決を見送る結果となったことはとても意義あることだと思いますし、今後も継続して意見していかなければならないと思います。
(追記:強硬姿勢を見せていたのに、検事長の不祥事発覚後に「国民の理解が得られない」として見送ったことも理由は何にせよ信じられません。)
一方で、芸能人や著名人、若者が改正案に抗議する意志表示をしたことに対する批判の大きさに驚くとともに、民主主義を守るため、未来のために立ち上がろうとすることさえ咎められることは、非常に残念です。日本の政治に対する不信や無関心(のふりをしなければならない)の根源はこうしたところにあるのではと強く感じました。「ミュージシャンは歌だけ歌ってろ!政治を語るな!」など乱暴な意見が目立ちましたが、そうした意見を述べられる方には特に、検察OBの方々が意見書を出されたことを重く受け止めて頂きたいと思います。私自身も勉強不足で理解ができていない部分もありますが、様々な方の意見をお聞きしながら、私の立場、意見はしっかりと発信していかなければならないと感じ文章にしています。(数日に渡って文章作成しているために、時系列がおかしい箇所もあります。)
【国家公務員法の改正についての考え】
少子高齢化をはじめ社会的背景の変化への対応や諸問題を解決するために、国家公務員の定年引き上げが必要であるということは理解していますし、ここまでは私も賛成です。加えて、民間企業に勤務していた者としては、どの業界においても若い方が活躍できる土壌を作りつつ、ベテランも若手も共に活躍できる社会の仕組みを作っていくべきであるとの考えから、国家公務員法の改正には賛成です。重複しますが、スピード感をもって法案審議したい与党と慎重に審議したい野党の妥協点として、国家公務員法の改正と検察庁法の改正とを切り離して考えるべきであると思います。なぜ、両法案とも見送らなければならなかったのか?その点も分かりません。
【検察庁法改正の問題点ついての考え】
先述の④の質問に関連するのですが、内閣委員会で議論されたことも問題を複雑化されたと考えます。
「スピード感をもって」多くの法案の成立を目指すため、国家公務員法の改正と相関関係のある検察庁法改正を「束ね法案」として審議するという与党の主張からすると、野党が足を引っ張るという表現になるのだと思います。が、今回の一連の流れは多様な意見を認めない、かなり強引で危うい動きだと思います。慎重に審議を行うために、森法務大臣の出席を求めた野党の主張が認められなかったために、野党は欠席をしたものだと私は認識しています。さらに、内閣委員会においても、勤務延長特例の具体的要件勤務延長を認める要件が具体的に決まっていないこと、明確な答弁ができないことが問題であり、特定の人物の定年を恣意的に延ばすのではないか?と疑念を持たれる可能性があること自体が問題であると考えます。それを想定できない政権も問題だと思います。(私自身、首相を信用していませんが)百歩譲って、現政権で恣意的な人事が行われなかったとしても、今後の時の政権がどうなるのか?は誰にも分からないはずです。
【問題点】
そもそも、なぜここまで問題が大きくなってきているか?透明性がないものが積みあがっているからだと思います。実際に「違法性はない」として何でもグレーゾーンを走り続けてきたことが問題だと感じます。
まず今年の1月末に、黒川検事長の勤務延長を閣議決定しています。(強引に閣議決定する印象で)定年を迎える一個人の勤務延長について、わざわざ閣議決定しなければならない明確な理由が分かりません。閣議決定の法的根拠が何なのかも分かりませんし、法解釈の変更って?そもそも、そんな大切な決済なのに、文章でなくて口頭でいいの?と「??」の連続が今日の不信に直結していると思います。更に、国家公務員法の定年制の規定について、政府が39年前(私も生まれる前)の国会で、検察官には「適用されない」と答弁していたことは、国会や報道でも大きく取り上げられました。
火のない所に煙は立たぬと言いますが、まさにその通りだと思います。地方議員が!とか新人議員が!(黙れ)との批判も多くあるかと思いますが、地域・地元のみなさんとしっかりと意見交換をさせて頂き、いいことはいい!悪いことは悪い!とシンプルに発信していくこと。前述のように、政治を語るな!という風潮を変えたいと思っています。政治は一部の方のものではなく、皆さんが未来を語ることが政治だと思います。新しい生活様式というワードが先行しますが、改めて他者を思う事を大切にしなければならないと思います。まずは、地域から。
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予算特別委員会質問~『新卒高卒者の就職支援と1人1社制について』
【2020.03.23】予算特別委員会
教育委員会(高校教育課)に対して質問しました。
『新卒高卒者の就職支援と1人1社制について』新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、経済の停滞、雇用環境の一層の悪化を懸念しています。今朝の西日本新聞の朝刊でも、
「「 相次ぐ内定撤回 」」
という見出しで、23日時点で今春の採用内定を取り消された学生24名が確認をされているとのこと。
特筆したいのは、その内訳が「大学・専門学校生10名」であるのに対し、「高校生14名」ということです。
いつでも、どこでも必ず弱い立場の人が大きな影響を受けるということです。
2020年3月24日付 西日本新聞記事 福岡県内でこの春に卒業予定だった生徒42,017名のうち、約18%にあたる7,650名の生徒が就職を希望していたとのことです。以下のポイントで質問を行いました。
①新卒高卒者の内定までの流れ(就職指導の状況)
②本県内における新卒高卒者の内定取り消し状況について
③リーマンショック当時の対応策などについて
④今後の対応策(法律や有識者の提言等含む)について簡単に書き起こしをしてみました。
後日、県議会のホームページにもより正確なものが掲載されると思います。(やりとり全文)
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
民主県政クラブの冨永よしゆきでございます。
本日は、「高卒新卒者の就職支援と1人1社制について」質問をさせていただきます。新型コロナウイルスの感染拡大対策として、卒業式を変則的に執り行ったところ、また、式そのものの開催を見送った学校もございます。
従いまして、
「昨年12月末時点」という表現を使わせて頂きますが、昨年12月末時点で、この春に国公立及び私立の全日制、定時制の高等学校を卒業予定の生徒は全国で約104万5,000人、そのうち就職を希望していた生徒が18万1,545名。(約17%)本県においても、卒業予定者42,017人のうち、就職希望者は7,650名と約18%の生徒が就職を希望していたということでございます。(冨永Q.)
そこで改めまして高校生の就職活動の流れ(内定に至る迄)をご説明下さい。(★担当課)
高校生の就職活動については、例年、文部科学省及び厚生労働省と関係団体の申し合わせで全国統一的に、その日程が決められております。本年度は、6月1日ハローワークでの求人受付が始まり、7月1日以降、企業から学校に対して求人申し込みが行われました。生徒は、求人票や企業の応募前職場見学などを参考に、保護者や担任と相談しながら、応募する企業1社を決定し、9月5日以降、学校から企業への推薦が行われております。(冨永Q.)
高卒新卒者の就職活動の日程は全国で統一されており、基本的に、生徒、その保護者と企業の間には学校が入っているという事ですが高校側の進路・就職指導とはどのようにされているのでしょうか?(★担当課)
高校生の就職活動は、大学生のように個人で自由に行う就職活動とは異なり、基本的には高校が行う就職斡旋を利用しております。この就職斡旋は、進路指導の一環として、入学時から進路希望調査を定期的に実施し、インターンシップ等を効果的に活用しながら、教育活動全体を通じて組織的、計画的に行われており、生徒の適性や能力に基づく適切な職業選択に向けて、きめ細やかな対応がなされているところでございます。なお、高校による就職斡旋を受けないケースは、公務員志望や自営業を継ぐ生徒など少数にとどまっている状況でございます。(冨永Q.)
就職を希望される生徒の多くが高校の就職斡旋を利用しているとのことですが、
では、この就職斡旋いわゆる「1人1社制について」簡単に他県との比較を含めて説明をお願いします。(★担当課)
1人1社制は、各都道府県で行政、学校関係者、産業界などの申し合せにより、一定期間、1人の生徒が応募できる企業を1社に絞って学校推薦を行い、内定が得られなかった場合のみ、複数社への応募が可能となる就職慣行でございます。
本県でも申し合せにより、採用試験開始日の9月16日から10月31日までは応募できる企業を1社としており、11月1日以降、1人2社までの応募が可能となります。全国的には、本年度は、秋田県と沖縄県を除く45都道府県で1人1社制が採用されており、10月1日から複数社への応募が可能となる県と、11月1日までに可能となる県がほぼ同数でございました。(冨永Q.)
就職慣行となっているとのことですが、
では、「1人1社制」のメリット、デメリットをどう考えておられるのかお聞かせ願います。(★担当課)
1人1社制は、高校と企業との信頼関係に基づき実施しており、多くの生徒が公平かつ確実に内定を得ることができるとともに、中小企業等でも安定的に採用が確保できる仕組みであると考えております。また、内定までの時間が短く、採用試験に伴う生徒の負担と学業への影響が最小限度に抑えられるなどのメリットもあると考えております。一方で、生徒は1社のみに応募し、就職することになるため応募する企業以外を十分に知らず、早期離職の一因となっているとの指摘もあります。このような状況を踏まえて、本年2月に国の有識者会議から、1人1社制の在り方について、各都道府県で検討するよう提言がなされたところであります。(冨永Q.)
ここ数日、大卒内定者や転職者のケースでしたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響、業績悪化等で、企業の内定取り消し事案が数例明らかにされています。
今後、新型コロナウイルスの感染拡大による雇用環境の一層の悪化が懸念されますが、本年度卒業生の内定者に関して、内定取り消しなどの情報はあるのか、
また、内定取り消しが確認された場合の対応についてお聞かせください。(★担当課)
現時点において、県立高校において、採用内定を取り消された者はおりません。企業の一方的な都合による内定取り消しは重大な問題であるため、今後、企業から学校に内定取り消しの通知があった場合は、企業側に十分な事情の説明を求め、合理的な理由が認められない場合には、内定取り消しの撤回を申し入れていくことになる。やむを得ず内定取り消しが生じた場合には、すみやかにハローワーク等と連携を図り、新たな就職先の確保に向けた支援を行ってまいります。(冨永Q.)
では、直近の雇用環境が悪化したケース、例えば、リーマンショック時の高卒新卒者の内定取り消し件数と当時の対応策についてお聞かせください。(★担当課)
リーマン・ショックの影響により、平成20年9月以降、全国で314名、本県県立高校では2名が内定取り消しを受けている。本県の2名については、学校とハローワーク等が緊密な連携を図り、就職先の確保に取り組んだ結果、年度内に別の企業から採用内定を得ております。また平成21年度からは、急激な求人数の減少に対応するために国の緊急雇用創出事業を活用して、県立学校に企業の人事管理等の経験者を就職指導員として配置し、新規求人開拓や就職指導の充実に取り組んでおります。(冨永Q.)
新たな取り組みや対応策で年度内に別の就職先を確保されたとのことで生徒の皆さんも大変安堵されたことだと思います。政府の有識者会議は、「1人1社制について」各都道府県に対して、再検討を求めるよう提言したとのことでしたが、
雇用環境が厳しい時には、1人1社制は一定のメリットがある制度のように思いますが、どう考えておられるか?お聞かせください。(★担当課)
リーマン・ショック当時は、こうした取り組みと併せ、1人1社制により、厳しい状況の中でも、公平に多くの生徒が内定の機会を得ることができ、可能な限り、就職につなげることができたのではないかと考えております。(冨永Q.)
来年度以降の雇用環境の一層の悪化は容易に予想できます。来年度以降、本県の高校生が不利益を被らないための方策についてお聞かせください。(★担当課)
リーマン・ショック時のように、雇用環境が著しく悪化した場合には、特に、事務職の求人数の減少が見込まれることから、進学から就職まで幅広く生徒の進路決定を支援する進路支援コーディネーターを、普通科を中心に活用する事できめ細やかな就職支援の取り組みを行ってまいります。
また、どのような経済状況においても、地域の課題を発見し解決する能力を身に付け、将来地域の発展に貢献できる人材が社会から求められております。このため、就職希望の全生徒にインターンシップや企業実習を実施するなど、多様な企業や地域社会と連携した実践的なキャリア教育の充実を図ってまいります。【冨永要望】
ありがとうございます。
昨年9月の私の一般質問の中で、成年年齢引き下げと高校における校則や生徒指導のあり方について触れさせていただきました。多くの高校の卒業式は3月1日。厳密には18歳を迎えていない生徒もいることになります。
来年度以降、就職を希望される生徒の皆さんの不安を少しでも払拭していただくこと、またミスマッチ防止のためのインターンシップの有効活用をお願い申し上げて質問を終わらせていただきます。~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
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会派視察記(宮崎・熊本) 後編~「再生」と「生まれ変わること」は違うということ~
【2020.0212~0213】
視察報告は議会にも提出するのですが、あまり個人の強い思いは書けないので、ここに書き残しておきます。先に掲載した県立飯野高校の取り組みでも感じた事ですが、日南市の油津(あぶらつ)商店街を訪問した際に、
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(商店街の)未来は、
『再生』=昔のよかった頃に戻りたい…
ではなく、
『生まれ変わる』=今、必要とされる形に変化しようと努力しようとすること
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だという言葉に強く共感を覚えました。
私の前職は百貨店勤務(流通小売り)であり、なかなか元気を取り戻せない業界でした。そんな私自身が、当時から地域や政治に対して常々思っていたことで、商店街だけでなく、地域やまち、議会などすべての「未来」に当てはまることだと思っています。以下、個別の視察に対して、前職の百貨店マン当時を思い出し(?)、偉そうな表現もありますが、自分なりに分析というか視察記を残してみました。今でも、マーケティングやブランディングには、とても関心があるので興味深く視察をさせていただきました。「誰もが住みよいまち」の実現には、マーケティングやブランディングが大切な要素になると確信しています。
① 油津商店街(宮崎県日南市)
【視察概要】
空店舗の増加、歩行者通行量や小売販売額の減少等、衰退傾向が顕著になった油津商店街は平成24年に日南市中心市街地活性化計画の内閣認定を受け、官民一体で中心市街地活性化に取り組まれてきました。その中に、キーマンが3人おられたとの説明や、油津地区活性化の事業主体である「株式会社油津応援団」の事業内容について説明受け、現地視察をさせていただきました。
説明をしてくださった方は、昨年まで地域おこし協力隊として活躍され、現在は㈱油津応援団の一員であり、コンテナで無人の古本屋を営むという杉本さん(29歳)。ユニークな発想をお持ちの方でとても楽しく話を聞かせてもらいました。長年、商店街の近くでプロ野球の広島カープがキャンプをしており、全体的に赤色が目立つ印象でした。
テナントリーシングは非常に難航したとのことですが、ランドマークとして古くから愛されてきた喫茶店を市民の手で蘇らせたことを機に一気に加速したことや、居抜き、リノベーション済の物件にIT企業が進出したり、今話題のco-workingスペースやco-livingスペース、ゲストハウスなど若者が多く集う施設も増えたとのことでした。
人が人を呼び、様々な人がアイデアや技術を持ち込んで今日の商店街に発展しているとのこと。今後も出店者を募っていく方策などをお聞きするうちにワクワクしている自分がいました。
② HITOYOSHI株式会社(熊本県人吉市)
【視察概要】
2008年に親会社の経営破綻を機に工場を買い取り、当初はシャツのOEMのみで再出発をされた竹長工場長に当時のお話しを伺い、工場内も案内してもらいました。
現在では、名のあるブランドやセレクトショップの商品をOEMとして生産するだけでなく、自社ブランドや有名ブランドとのコラボ商品を展開するなど高度な技術を有する貴重な国内の縫製工場である。その品質は、英国の高級ブランドも惚れ込むほどのもの。
具体的には、スーツのように立体裁断でシャツを仕立てるため体にフィットし、動きやすいシャツが誕生する。工場内はほぼ女性で、生地の裁断はCADデータを元に最新鋭の機械(数千万円=補助金の活用)が10数枚重ねの生地を素早く裁断をしていく。
各パーツは、各工程の担当者に渡され、小型のミシンでそれぞれ人の手によって縫製されていく。仕上げの工程においても、アイロンがけ、検品は人の手と目によって細かくチェックされていた。
現在、従業員数は100名ほどでそのうち数名をベトナムの協力工場と連携し、技能実習生を受け入れているとのこと。機械と人間がうまく分業を行い効率的かつ高い品質で作られている。百貨店で人気のベーシックなワイシャツは9,500円程度でとにかく、コスパが素晴らしい!
【番外】
HITOYOSHI(株)の親会社が倒産したのは、リーマンショックが起こった2008年。百貨店で紳士フロアに配属されていた私は、お取引先の企業が次々に経営破綻していくのを目の当たりにしていました。HITOYOSHI(株)の当時の親会社が経営破綻したときも、そんな大手が潰れるのだと大きな衝撃を受けたことを最近のことのように覚えています。取引先の方や販売員の皆さんと辛い時期を共にした記憶が蘇りました。月日が経ち、今回の視察をさせていただいたことで、改めて政治家として、「自分のやりたいこと」や「やらなければならないこと」の1つがさらに明確になったように思います。
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会派視察記(宮崎・熊本) 前編
【2020.0212~0213】
会派の視察で、宮崎県立飯野高等学校を訪問してきました。会派最年少議員の私は、若者や子どもたちに関する施策は、特に貪欲でありたいと思っています。
【視察を終えて】
様々に書きたいことはありますが………
ポイントを絞って視察記録にします。そもそも県立高校は『多くが普通科で、特色もなく、偏差値の輪切りだ』などとの批判をよく耳にします。今回、飯野高校で着目したポイントは、「教育」と「地域」の関係です。
飯野高校は、平成31年度から令和3年度まで
「地域と協働した高等学校教育改革推進事業 地域魅力型」に指定(文科省)されています。◆飯野高校のコースに応じたキャリア教育プログラムは、以下3つのコースがあります。
どのコースでも「地域」が強調されています。
※学校案内から引用①普通科総合コース
進学・就職等に求められる能力を様々な経験を通して育成する。
【地域貢献活動】
→地域と密着・地域への貢献を図る人材育成!
(福祉施設や道の駅、学校などで実習を行う)②普通科探求コース
国立・私立大学、医療系学校等に求められる学力を手厚い指導で育成する。
【地域探求活動】
→地域に学び・地域の課題解決を図る人材育成!
(地元の温泉施設や行政、鉄道会社で課題発見し解決策の提案を行う。)③生活文化科
専門性を重視した資格・検定を通して進学、就職に必要な力を育成!
【地域支援活動】
→地域と連携・衣食住、保育のスペシャリストの育成!
(家庭科実習、保育所、子育て支援センターでの実習を行う)◆各コースともに、生徒が主体となり、地域の大人や先生方にサポートを受けながら、活動したり、課題解決に向けてアイデアを持ち寄り、実際に行政を動かしたり、地域に観光列車を走らせたりと積極的な姿勢に驚きました。
自分の住む地域をさらに好きになったり、誇りを持ったり、当事者意識が増していることは、地元就職率推移の上昇からも推察できます。

◆福岡県でも人口減少に伴い、県立高校の定員の削減が続いています。私の地元の糟屋郡では、人口増加で須恵高校や光陵高校の定員は増えましたが、大学進学や就職などで首都圏に出たり、福岡に残っても福岡市内に通勤、通学をしたり…と糟屋郡から疎遠になっていくという話をよく耳にしています。
小川知事は選挙公約の中で、
誰もが住み慣れたところで「働く」、「暮らす」、「育てる」ことができる地域社会の実現を謳っておられますが、
誰もが住み慣れたところで働いたり、暮らしたり、育てたりするために、まずは、「好きだ」とか「誇りに思えるような」ところで「地域の大人」に支えられて「学ぶ」ことができる地域の実現をしていかなければ、よい循環はうまれないと感じました。つまり、小中高など教育の連携は本当に重要だということです。特に、地域に密着した県立高校や地域と連携した教育のあり方が今後の地域コミュニティの形成に直結するのではないかと思います。〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
【飯野高校の簡単な紹介】
◆地域とともに、地域の未来を創造し、貢献する人材を育成するスーパー・コミュニティー・ハイスクールとして、全国から注目され、多くの視察を受け入れる飯野高校。
◆人口19,000人(平成30年)の宮崎県えびの市に位置し、創立56周年(2020年)
◆全面瓦屋根(校章入り)※写真
◆貴重な赤松を使用した校舎
◆県立高校でありながら全国募集枠あり
◆ICTの活用で離島や海外とも繋がった授業を行う【今回の視察のポイント】
・人口減少で県立高校の統廃合の可能性もあった中、どう課題を乗り越え、今日に至ったか。
・特徴あるキャリア教育プログラムとは?
・市内に塾がないために公営の塾が校内にあるとのこと
・県立高校と地域とのつながり など他多数 -

冨永よしゆき県政報告第3号~糟屋郡の地域振興について
12月議会の県政報告を、糟屋郡全域(約7割の世帯)において、皆様のご自宅に投函しております。
今回は、県内の市町村合併について、県道筑紫野古賀線の整備についてを取り上げております。
ご希望される方には、郵送、もしくは、可能な限り、冨永よしゆき本人がお届けに上がりますので、事務所へお気軽にお問い合わせをお願いいたします 。
左右にスライドすることでページをめくることができます。
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12月福岡県議会一般質問&答弁 (要旨)~「今後の市町村支援のあり方と地域振興について」
三度目の一般質問に登壇しました。
地元(糟屋郡)課題を中心に、平成の大合併と今後の市町村のあり方について質問をしました。なかなか思ったような答弁を引き出せず、すごく早口になったことを反省しています。
福岡県議会一般質問&答弁 (要旨)
「今後の市町村支援のあり方と地域振興について」
2019年12月11日(水)11:10~ 民主県政クラブ冨永芳行
新たな市町村合併について
冨永:総理大臣の諮問機関である地方税制調査会では「自治体構想2040」の中で、現状の市町村単位による行政よりも、むしろ近隣の市町村で構成される「圏域」を単位として行政を展開する考えを強調している。平成の大合併の適切な検証がなされていない現状下、「自治体構想2040」として再度、国が市町村合併を推進するかのような議論がなされていることに対して知事の考えを問う。また今後、県内で新たな市町村合併の検討がなされる必要があるのか知事の見解を問う。
知事:人口減少・少子高齢化の進展に対応して、地方分権の担い手となる基礎自治体にふさわしい行財政の基盤を確立することを目的に、平成11年から「平成の合併」が進められた。
その結果、全国の市町村の数は3,232から1,727となり、地方制度調査会から平成21年に、「全体として目指す基礎自治体の姿に近づいた」、「合併推進は一区切りすることが適当である」との答申が出されているところである。一方、今後、人口減少はさらに加速し、令和22年頃、高齢者人口はピークを迎えると見込まれる。その中で、市町村が行財政基盤を中長期的に維持していくためには、行政サービスを提供する体制として、
①自主的な市町村合併、
②市町村の広域連携、
③都道府県による補完などの多様な手法の中から最も適したものを自ら選択できるようにすることが適当であると考えている。市町村制施行の周年事業について
冨永:志免町は本年4月に町制80周年、来年10月には宇美町が町制100周年を迎える。宇美町は3年ほど前から100周年事業推進事務局を設置し、広く町民に100周年事業に関するアイデアを募集したり、役場各課の職員が積極的にアイデアを出すなど地域が1つになって100周年を祝福しようとする機運が高まっている。また、同様に来年100周年事業を行う宮崎県都農町とも独自に交流を深めている。こうした取り組みは、知事の言われる「誰もが住み慣れたところで働く、暮らす、育てる地域社会づくり」の根幹として不可欠なものであると考える。そこで市町村制施行の周年行事や取り組みに対しての知事の認識と県としての支援のあり方を問う。
知事:市町村においては、議員が触れられた宇美町の例のように、周年を機に、地域の魅力を内外に発信するとともに、住民の皆様に郷土愛を育んでいただけるよう、創意工夫を凝らした様々な記念行事が実地されている。県は、それらの記念行事に対して財政支援を行うとともに、式典に私や副知事も出席し、参加者の皆様とともに、周年の節目をお祝いしている。
糟屋郡7町の人口推移について
冨永:知事は2014年6月議会で原中議員の質問に対して「福岡都市圏を中心に人口が増加している一方で、合併市町村、非合併市町村を問わず、人口減少が続いている」と答弁され、同年12月議会では、人口減少対策で大きな役割を果たすのは市町村である。」と答弁されている。知事の一連の答弁では知事や県の人口減少に対する姿勢や役割が明確でない。非合併自治体である糟屋郡の7つの町の人口推移についての知事の認識を問う。
知事:本県全体の人口が、過去10年で約4万3千人、0.9%の増加であったのに対し、糟屋郡7町の人口は好調な住宅開発と子育て世代の転入により約1万9千人8.8%増加し、本県全体と比べ、高い増加率となっている。今後の人口推移については、国立社会保障・人口問題研究所は令和27年には、本県全体で約55万6千人、10.9%の減少が見込まれるのに対し、糟屋郡7町では約4千人、1.7%の減少になると推計しており、糟屋郡7町は、ほかの地域と比べて、人口の減少幅が比較的に小さい地域であると考えている。

糟屋郡内における県道筑紫野古賀線(県道35号線)の整備について
冨永:11月に阿恵官衙遺跡が国指定の史跡に指定された。1300年前から糟屋郡は大宰府政庁へ向かうための交通の要衝であったことは明らか。現在においても、人口増加に比例して、筑紫野古賀線は、長年に渡り慢性的に渋滞が発生しており、県民生活や企業の経済活動に大きな影響を及ぼしてきた。今後、糟屋郡への定住増加が進めば、更なる企業や大型店舗の進出で益々、混雑することが予想される。糟屋郡内における筑紫野古賀線の渋滞に対する知事の認識と、どのように整備事業を進めているのかを問う。
知事:県道筑紫野古賀線は、筑紫野市と古賀市を結ぶ全長33㎞の広域的な幹線道路である。本路線は、全線にわたり交通量が多く、特に、須恵町内の「須恵中央交差点」や粕屋町内の「門松交差点」は、福岡県交通渋滞対策協議会において「主要渋滞個所」とされるなど、慢性的な交通混雑が発生していると認識している。このため、糟屋郡内の17.5㎞において4車線化する事業を行っており、これまでに10.6㎞の区間が完成している。現在、宇美町、須恵町、粕屋町において、残る区間6.9㎞の事業を進めており、これまでに用地売買や一部区間の工事を行っている。
今後も、地元の皆様方のご理解とご協力をいただきながら、整備を進めている。
今後の糟屋郡7町に必要なものについて
冨永:今後、県政のさらなる発展のため、糟屋郡7町がそれぞれ個性を発揮し、今後も輝き続けるためには何が必要だと考えるか、知事の考えを問う。
知事:7町においては、JRや九州自動車道、国道201号などの道路網による良好な交通アクセスが整備され、森林セラピー基地や運動公園など各町に健康増進のための環境が充実しています。身近に楽しめる自然や歴史文化を生かした魅力的なまちづくりが行われ、子育て世代の転入も続いている。こうした世代が、生涯住み続けたいと実感できるような定住圏域として発展していくための施策を展開していくことが必要であると考えている。
今後のあるべき基礎自治体の姿について
冨永:県内の市、町、村のいずれにおいても、「これからのあるべき基礎自治体の姿」とはどういうものをイメージされているのか知事の認識を問う。
知事:人口減少と、高齢化がさらに加速する中で、それぞれの地域で「働く」「暮らす」「育てる」ことができるようにするため、各市町村の首長、議会、住民の皆様が自分たちの地域の将来像について議論を重ね、ビジョンを共有していくことが重要である。
その上で、それぞれの将来像に対応した行政サービスの提供体制を、先ほど述べた多様な手法の中から、長期的な視点で選択していくことが重要であると考える。


















