【2023.0725】会派管外視察報告③

笠野市立東中学校跡地を訪問

【テーマ】廃校の利活用、スポーツ振興、地域振興、障がい者福祉

【視察先】茨城県笠野市 (旧笠野市立東中学校)

 ● 株式会社茨城県民球団 様  

 ● 株式会社茨城プラネッツ福祉センター 様

【視察概要】

6月の管内視察で北九州市の廃校跡地の利活用策を視察しましたが、更に他地域での取り組みを調査研究するために笠野市を訪問。

 同施設は、2015年に廃校となった中学校の校舎・敷地(約3,000㎡)を市から借り受け、農業や飲食事業を手掛ける①㈱アドバンフォース、就労継続支援(A型)、放課後デイ等を運営する②㈱茨城プラネッツ福祉センター、プロや野球BCリーグの「茨城アストロプラネッツ」の運営と管理を行う③㈱茨城県民球団の活動拠点として利用されています。カフェやトレーニングジム等もあり、地域の情報発信基地にもなっている。

◆冨永のざっくり視察のポイント

ⅰ)農業×福祉

農福連携で名産の栗やサツマイモを栽培⇒加工販売 

インスタ映えする大きなモンブランでおしゃれなカフェも運営(県外からも来店)

障がい者の方の作業工賃を高水準で確保

ⅱ)スポーツ×福祉

NPB選手も輩出している茨城アストロプラネッツ

 訪問時も外国人選手が体育館(人工芝)で練習をされていた。

 選手が障がいをもったお子さんに対して放デイと連携し、スポーツ指導

ⅲ)スポーツ×地域交流

 選手、ファン、地域住民等で各種イベントや近隣の美化活動

総括)

視察報告②の犬の保護シェルターでは大企業1社が核となり、廃校活用、事業展開をされていたが、③では、複数社がそれぞれの強みを活かし、連携して運営を行っている。特に、茨城県民球団は、その名の通り規模の大小問わず、150以上のスポンサーに支えられて運営をされているとの事。