農林水産委員会視察記①2022.0712

北九州市立大学メルディア高機能木材研究所◦北九州市若松区2022.07.12

【県産木材をはじめ、木材の有効活用の事例】

◆CLT接版構造を施設の壁や屋根の全てに用いた日本初の建築物

◆厚さ90mmのCLTで天井高約8m、幅8メートルの空間が実現

◆『2020年第7回福岡県木造・木質化建築賞』木質化の部で優秀賞

※CLTとは、Cross Laminated Timberの略で木の板材を並行に並べた層を板の目が互いに直交するように重ね接着した集成材。利用可能な大きな板材として期待される。

★CLT材利用のメリット★

・建物全体の軽量化

・工期の短縮化と低コスト化

・外観内部空間のデザインの先進性と独自性

・断熱性能の向上 CLTの屋根や壁はガルバリウム鋼板(金属)が皮膜となり保護される。

・森林資源の好循環とロス削減

「集成材」を実感できる柱の断面図
八幡農林事務所にて地元の首長の方から要望を聞かせて頂きました