本年4月から任期満了となる2023年春まで農林水産委員会の委員を務めさせて頂いております。
13日の午前中は、議会棟での委員会に出席した後、以下の2箇所を訪ねました。
■福岡県農林事務所北筑前普及指導センター(福津市)
センター視察には、委員、地元県議、県執行部が参加。同時に、事務所管内の市長、町長から各自治体の農林水産業に関する課題や要望等が伝えられました。糟屋郡からは、篠栗町の三浦町長と久山町の西村町長が参加され、それぞれ『荒廃森林整備事業と治山事業の推進』、『水田活用の直接支払交付金の充実』についての要望がありました。地元課題の解決、本県農林水産業の発展のためにしっかりと役目を果たして参ります。※集合写真撮影の際だけ、マスクを外して並んでいます。
■水産海洋技術センター漁業調査取締船「げんかい」 (宗像市鐘崎漁港)
2018年3月に竣工した「げんかい」について説明して頂き、実際に乗船もさせて頂きました。軽合金で作られた同船は、巡航速度約60キロが非常に速く感じましたが、遮音性や揺れの少なさ(耐波性)には更に驚きました。主に取り締まっているのは、密漁船とのことで、筑前海ではサザエやアワビといった高級海産物が狙われているとのことでした。主な装備や搭載機器の説明もして頂きましたが、あまり書かない方がいいな…と判断。1番印象に残ったのは、船上から見た新宮町相島。品質の高さで知られる『ミキモト相島パール』の養殖場が一面に広がっていたことです。百貨店勤務時代に、身近な場所で養殖される真珠の希少価値を知って驚いたことを今も覚えています。2013年にミキモト真珠研究所と九州大学との共同研究によって初めて商品化されました。相島産のアコヤ真珠は真珠層が緻密で、巻きが厚く、大粒であることが特徴です。
★★私は小売業(百貨店)で実際に店頭に立っていた経験、各種物産展等を企画していた経験の中で、多くの生産者の皆さんや業者の方とお取引きをさせて頂いていました。今振り返ると、多くの反省点があります。そうした経験や反省点を今後の委員会活動等で政策に反映させたり、少しずつ活かしていける議員でありたいと思います。