私が大学生だった頃、福岡県の犬猫の殺処分数は全国ワースト1(県内で年間約15,000もの尊い命が人間の勝手で奪われていました。)が数年続いており、
担当教授にお願いして、卒論テーマを『ペットと人間・共生の道』に変更した記憶があります。
動物病院の子に生まれながらも、獣医師になる夢を諦めた私としては、今も重要なテーマの1つです。
あれから16年、『譲渡可能な』という条件があるものの、致死処分数がゼロになる見通しだと服部知事も会見で話されました。
お気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、かつての『殺処分』という表現が『致死処分』に変わっています。
表現は柔らかくなっていますが、扱いは同じで人間側のエゴだと感じます。『処分』という表現も適切ではないと思います。
譲渡不可能な犬猫に関しても、適切な対応がとられるように要望をしてまいります。