【使用済紙おむつのリサイクル推進について】 今議会でも、一般質問の機会を頂きました。
就任以来、『22世紀につながる県政に!』をキャッチフレーズに、
子育てに関すること、教育問題(校則含む)、若年層の就労、デジタル化、交通対策…などなど、会派最年少議員の役割として若い世代や新しい課題に対するお声を議会へと届けることを意識して参りました。(もちろん、地元糟屋郡7町の振興を何よりも優先して。)
今回の質問は、「循環型社会の推進」とりわけ、使用済紙おむつのリサイクルの推進について。福岡県は、20年前に民間と共同で『使用済紙おむつのリサイクル技術』を確立し、特許も取得していますが、リサイクルを事業化できたのは、県内で大木町とみやま市のみ。(現在、全国で様々な自治体が実証実験を行っています。)使用済紙おむつは、家庭から排出されるものも、事業所から排出されるものも、一般廃棄物として市町村(委託業者)によって焼却処分されています。
脱炭素化に逆行するような処理状況が長年続けられてきましたが、環境省が本年、使用済紙おむつの再生利用等に関するガイドラインを公表したことで事態が変わる可能性があります。また、近く、国土交通省も新たなガイドラインを策定するとの話もあります。(そのリサイクル方法は、運搬の手間がなく画期的だと思いました。)リサイクルがスタンダードになれば、温室効果ガスの排出が(焼却処分比で最大87%削減できるとのデータも有)削減できるだけでなく、パルプの再資源化で森林資源の保護にもつながります。
また現在、多くの公立保育所などで保護者の持ち帰りが一般化している使用済紙おむつの問題も解決できるのではないかと考えています。
リサイクルを事業化できない最大の要因はコストとの事でしたので、その資金調達の方法についても、思い切って、再登壇して知事に提案をしました。
詳細は後日、私のホームページや県政報告書などでお伝えできればと思います。また、近日中に、県議会のホームページで録画配信されますので、そちらもご覧いただけると嬉しいです。 福岡県議会中継-録画中継 (jfit.co.jp)