【10月1日(金)決算特別委員会】糟屋中南部『交流農園プロジェクト』について
(答弁者:広域地域振興課長、企画・地域振興部長)私も、実際に体験しているプロジェクトです。
以下の視点で質問をしています。(長文です。)
【視点】
①農業について
②コロナウイルス禍において
③糟屋郡の持続可能な発展について
④広域連携プロジェクトの在り方について
⑤県庁の縦割り行政の打破と働き方改革について
【概要】(全文、文字おこしは公式ホームページに掲載)
※糟屋中南部「交流農園プロジェクト」とは、
・県の広域地域振興課所管の「広域連携プロジェクト」事業数58のうちの1つ。
(※各圏域の事業については、添付画像をご覧ください。)
・糟屋郡の6町(新宮町を除く)広域で行われたプロジェクト
・粕屋町(酒殿)、篠栗町(乙犬)、久山町(猪野)で行われる体験農園のこと。
・平成22年~25年に各町や県からなる構成団体で立ち上げたプロジェクト。
・現在は農園主の自主運営。県、町ともにホームページで告知、参加者募集するのみ。
【質問の狙い】
最大の狙いは、現在、『自主運営』としている当該プロジェクトをリバイバルさせること。
新たな予算を獲得して、糟屋郡内外に広めたい!企画地域振興部(一般企業で言う企画後方部門)ではなく、
専門・実務部隊である『農林水産部』や『商工部』、『教育委員会』が主体的に事業を拡大して成果を出してほしい。
各部に求めるのは例えば、以下のようなこと。
① 農林水産部
■既存農家の収入確保策としての調査研究
■新規就農者の発掘事業
■新規事業(直売所、加工所、農家レストランなど)
■若手農業者とスマート農業の先進地としての取組み
② 商工部
■6次化(ブランド化)及び販路の開拓
■ポストコロナの観光施策(マイクロツーリズム及びインバウンドの再獲得策)
③ 教育委員会
■子どもたちへの地産地消の推進(食育) → こども食堂との連携
■学校とのカリキュラム内外での連携(例:放課後の居場所としての農地や農業の活用)
【冨永の思い】
『福岡市のベッドタウンとは言わせない!』
食糧自給率や農業従事者の高齢化が叫ばれる中、糟屋郡には(耕作放棄地もありますが)優良農地が多く存在します。
また、統計上あと20年は人口が増加すると言われる糟屋郡には、若手農家の方をはじめ、各方面で新たな事業にチャレンジされている有能な方が多くいらっしゃいます。
そうした皆さんを全力でバックアップさせて頂きたい。
糟屋郡には、ポテンシャルしかないと強く感じています。糟屋郡が福岡県を浮揚させる。
ヒト・モノ・カネの流れの福岡市一極化を県内全域へ波及させるのが糟屋郡の役割だと感じています。
その1つが農業です。
コロナウイルス感染症の拡大によって、テレワークが推奨されたり、働き方をも含むライフスタイル全体が一変した今、農業のネガティブなイメージを払拭しうるものがあるように思います。
(もちろん、農業なめんな!という既存農家の皆さんのお声も承知の上です。)
誰もが安心で安全な美味しいものを食べたい、また、大切な人に食べさせたいと思うはずです。
福岡市内で生まれ育った私にとって、毎日、義父が作った米や義母が作った味噌(汁)を食べる息子は本当に幸せだなと思っています。
体験農園を通して、子どもたちとともに学んでいる(体験したことないことで学び直している)と感じるとともに、
糟屋郡がどんどん好きになってきていると実感しています。この糟屋郡の魅力を多くの方に伝えることができれば、、、
糟屋郡のライフスタイルが広がれば、、、糟屋郡の未来が更に開けるように思います。