投稿者: toyo_admin

  • 【議員インターン活動記】粕屋町長・篠栗町長訪問~南蔵院見学

    【議員インターン活動記】粕屋町長・篠栗町長訪問~南蔵院見学

    議員インターンの長尾です!

    この日は14時から粕屋町役場にて、箱田町長にお話を伺いに行きました。

    箱田町長には粕屋町の誇れるもの、そして福祉循環バスについてお話してくださいました。

    僕が住んでいる粕屋町には、僕の知らない様々な魅力があり、またそれには色んな人の努力が積み重なっていることに驚きを感じました。

    また、僕が今調べている福祉巡回バスは、ドライバーの確保、本数の増加について問題があります。この問題を改善するには、これまで以上に資金が掛かり、町民の理解と納得が必要だと感じました。

    この後、15時30分より篠栗町役場にて三浦町長にお話を伺いました。

    三浦町長は、主に森林セラピーについてのお話をしてくださいました。
    森林セラピーとは、森の力で「こころとからだ」を健康にしようということだそうてす。

    自然がたくさんの篠栗町…三浦町長からは森林セラピーの大切さを学びました。

    その後、南蔵院の涅槃像を見学し、あらためて篠栗町の魅力にふれました。

    粕屋町、篠栗町の町長は、自分達のような若者の世代の考えにも興味を持って真摯に耳を傾けて下さり、また疑問や質問にも丁寧にお答えいただきました。

    普段の生活の中では経験できない貴重な体験となりました。

  • 【議員インターン活動記】福祉循環バス調査

    【議員インターン活動記】福祉循環バス調査

    議員インターンの長尾です。

    朝8時から冨永議員と村川さんと共に、「議員活動体験中!」と書かれた新しいのぼりをセットし、新宮町下府にて辻立ちスタート。

    少し時間帯が遅かったせいか、車の通りは少なかったのですが、こちらに気付いて手を振ってくれる人もおり、とても気持ち良い朝を迎えられました。

    新宮町は今とても人口が増えている町で、移動の車窓からもその活気を感じました。

    政策審議会に参加

    10時より県庁にて、政策審議会スタート。

    今回も前回と同様、各議員の方が作成された議案について、他の議員の方がご意見を出され、議論を重ねられていました。

    福祉巡回バス調査

    政策審議会の後、私の調査テーマである「道路交通」の具体的内容として「福祉巡回バス」についてお話を伺いに参りました。

    3時30分より粕屋町役場にて粕屋町のふれあいバスについて、また、4時30分からは、シーメイトにて志免町の福祉巡回バスについてのお話を伺いました。

    福祉巡回バスは、町内の公共施設などを結ぶ無料の巡回バスで、実際に利用したことはないのですが、自宅のすぐ近くにも停車しており、走っているところもよく見かけます。

    運行の状況や、利用されている方の年齢層、多く利用されている路線、問題点などの質問に丁寧に答えてくださり、貴重なお話が聞けました。

    調べた内容を自分なりに整理し、まとめて参ります!

  • 会派視察記(宮崎・熊本) 後編~「再生」と「生まれ変わること」は違うということ~

    会派視察記(宮崎・熊本) 後編~「再生」と「生まれ変わること」は違うということ~

    【2020.0212~0213】

    視察報告は議会にも提出するのですが、あまり個人の強い思いは書けないので、ここに書き残しておきます。先に掲載した県立飯野高校の取り組みでも感じた事ですが、日南市の油津(あぶらつ)商店街を訪問した際に、
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    (商店街の)未来は、
    『再生』=昔のよかった頃に戻りたい…
    ではなく、
    『生まれ変わる』=今、必要とされる形に変化しようと努力しようとすること

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    だという言葉に強く共感を覚えました。


    私の前職は百貨店勤務(流通小売り)であり、なかなか元気を取り戻せない業界でした。そんな私自身が、当時から地域や政治に対して常々思っていたことで、商店街だけでなく、地域やまち、議会などすべての「未来」に当てはまることだと思っています。

    以下、個別の視察に対して、前職の百貨店マン当時を思い出し(?)、偉そうな表現もありますが、自分なりに分析というか視察記を残してみました。今でも、マーケティングやブランディングには、とても関心があるので興味深く視察をさせていただきました。「誰もが住みよいまち」の実現には、マーケティングやブランディングが大切な要素になると確信しています。

    ① 油津商店街(宮崎県日南市)

    【視察概要】
    空店舗の増加、歩行者通行量や小売販売額の減少等、衰退傾向が顕著になった油津商店街は平成24年に日南市中心市街地活性化計画の内閣認定を受け、官民一体で中心市街地活性化に取り組まれてきました。

    その中に、キーマンが3人おられたとの説明や、油津地区活性化の事業主体である「株式会社油津応援団」の事業内容について説明受け、現地視察をさせていただきました。

    説明をしてくださった方は、昨年まで地域おこし協力隊として活躍され、現在は㈱油津応援団の一員であり、コンテナで無人の古本屋を営むという杉本さん(29歳)。ユニークな発想をお持ちの方でとても楽しく話を聞かせてもらいました。長年、商店街の近くでプロ野球の広島カープがキャンプをしており、全体的に赤色が目立つ印象でした。

    テナントリーシングは非常に難航したとのことですが、ランドマークとして古くから愛されてきた喫茶店を市民の手で蘇らせたことを機に一気に加速したことや、居抜き、リノベーション済の物件にIT企業が進出したり、今話題のco-workingスペースやco-livingスペース、ゲストハウスなど若者が多く集う施設も増えたとのことでした。

    人が人を呼び、様々な人がアイデアや技術を持ち込んで今日の商店街に発展しているとのこと。今後も出店者を募っていく方策などをお聞きするうちにワクワクしている自分がいました。

    ② HITOYOSHI株式会社(熊本県人吉市)

    【視察概要】
    2008年に親会社の経営破綻を機に工場を買い取り、当初はシャツのOEMのみで再出発をされた竹長工場長に当時のお話しを伺い、工場内も案内してもらいました。

    現在では、名のあるブランドやセレクトショップの商品をOEMとして生産するだけでなく、自社ブランドや有名ブランドとのコラボ商品を展開するなど高度な技術を有する貴重な国内の縫製工場である。その品質は、英国の高級ブランドも惚れ込むほどのもの。

    具体的には、スーツのように立体裁断でシャツを仕立てるため体にフィットし、動きやすいシャツが誕生する。工場内はほぼ女性で、生地の裁断はCADデータを元に最新鋭の機械(数千万円=補助金の活用)が10数枚重ねの生地を素早く裁断をしていく。

    各パーツは、各工程の担当者に渡され、小型のミシンでそれぞれ人の手によって縫製されていく。仕上げの工程においても、アイロンがけ、検品は人の手と目によって細かくチェックされていた。

    現在、従業員数は100名ほどでそのうち数名をベトナムの協力工場と連携し、技能実習生を受け入れているとのこと。機械と人間がうまく分業を行い効率的かつ高い品質で作られている。百貨店で人気のベーシックなワイシャツは9,500円程度でとにかく、コスパが素晴らしい!

    【番外】
    HITOYOSHI(株)の親会社が倒産したのは、リーマンショックが起こった2008年。百貨店で紳士フロアに配属されていた私は、お取引先の企業が次々に経営破綻していくのを目の当たりにしていました。HITOYOSHI(株)の当時の親会社が経営破綻したときも、そんな大手が潰れるのだと大きな衝撃を受けたことを最近のことのように覚えています。取引先の方や販売員の皆さんと辛い時期を共にした記憶が蘇りました。

    月日が経ち、今回の視察をさせていただいたことで、改めて政治家として、「自分のやりたいこと」や「やらなければならないこと」の1つがさらに明確になったように思います。

  • 会派視察記(宮崎・熊本) 前編

    会派視察記(宮崎・熊本) 前編

    【2020.0212~0213】

    会派の視察で、宮崎県立飯野高等学校を訪問してきました。会派最年少議員の私は、若者や子どもたちに関する施策は、特に貪欲でありたいと思っています。

    【視察を終えて】
    様々に書きたいことはありますが………
    ポイントを絞って視察記録にします。

    そもそも県立高校は『多くが普通科で、特色もなく、偏差値の輪切りだ』などとの批判をよく耳にします。今回、飯野高校で着目したポイントは、「教育」と「地域」の関係です。

    飯野高校は、平成31年度から令和3年度まで
    「地域と協働した高等学校教育改革推進事業 地域魅力型」に指定(文科省)されています。

    ◆飯野高校のコースに応じたキャリア教育プログラムは、以下3つのコースがあります。
    どのコースでも「地域」が強調されています。
    ※学校案内から引用

    ①普通科総合コース
    進学・就職等に求められる能力を様々な経験を通して育成する。
    【地域貢献活動】
    →地域と密着・地域への貢献を図る人材育成!
    (福祉施設や道の駅、学校などで実習を行う)

    ②普通科探求コース
    国立・私立大学、医療系学校等に求められる学力を手厚い指導で育成する。
    【地域探求活動】
    →地域に学び・地域の課題解決を図る人材育成!
    (地元の温泉施設や行政、鉄道会社で課題発見し解決策の提案を行う。)

    ③生活文化科
    専門性を重視した資格・検定を通して進学、就職に必要な力を育成!
    【地域支援活動】
    →地域と連携・衣食住、保育のスペシャリストの育成!
    (家庭科実習、保育所、子育て支援センターでの実習を行う)

    ◆各コースともに、生徒が主体となり、地域の大人や先生方にサポートを受けながら、活動したり、課題解決に向けてアイデアを持ち寄り、実際に行政を動かしたり、地域に観光列車を走らせたりと積極的な姿勢に驚きました。

    自分の住む地域をさらに好きになったり、誇りを持ったり、当事者意識が増していることは、地元就職率推移の上昇からも推察できます。

    ◆福岡県でも人口減少に伴い、県立高校の定員の削減が続いています。私の地元の糟屋郡では、人口増加で須恵高校や光陵高校の定員は増えましたが、大学進学や就職などで首都圏に出たり、福岡に残っても福岡市内に通勤、通学をしたり…と糟屋郡から疎遠になっていくという話をよく耳にしています。

    小川知事は選挙公約の中で、
    誰もが住み慣れたところで「働く」、「暮らす」、「育てる」ことができる地域社会の実現を謳っておられますが、
    誰もが住み慣れたところで働いたり、暮らしたり、育てたりするために、まずは、「好きだ」とか「誇りに思えるような」ところで「地域の大人」に支えられて「学ぶ」ことができる地域の実現をしていかなければ、よい循環はうまれないと感じました。つまり、小中高など教育の連携は本当に重要だということです。特に、地域に密着した県立高校や地域と連携した教育のあり方が今後の地域コミュニティの形成に直結するのではないかと思います。

    〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
    【飯野高校の簡単な紹介】
    ◆地域とともに、地域の未来を創造し、貢献する人材を育成するスーパー・コミュニティー・ハイスクールとして、全国から注目され、多くの視察を受け入れる飯野高校。
    ◆人口19,000人(平成30年)の宮崎県えびの市に位置し、創立56周年(2020年)
    ◆全面瓦屋根(校章入り)※写真
    ◆貴重な赤松を使用した校舎
    ◆県立高校でありながら全国募集枠あり
    ◆ICTの活用で離島や海外とも繋がった授業を行う

    【今回の視察のポイント】
    ・人口減少で県立高校の統廃合の可能性もあった中、どう課題を乗り越え、今日に至ったか。
    ・特徴あるキャリア教育プログラムとは?
    ・市内に塾がないために公営の塾が校内にあるとのこと
    ・県立高校と地域とのつながり など他多数

  • 【議員インターン活動記】政策審議会を傍聴しました!

    【議員インターン活動記】政策審議会を傍聴しました!

    議員インターンの長尾です。

    2月10日月曜日、肌寒い朝の中、冨永議員と共に県庁に向かいました。

    冨永議員が所属している会派、民主県政クラブにて、様々な議員と名刺を交換する機会がありました。緊張しているせいか声が小さくなってしまった事が今回の反省点です。

    10時から政策審議会が始まりました。

    政策審議会では議員一人一人が、色んな角度から意見を出し合い、政審会長を筆頭に会議が進められていました。

    話の内容は難しく、ついて行くのに必死でしたが、自分達が暮らしている福岡県で起きている問題や課題を知ることができ、とても貴重な体験になりました。

    2時30分より大田議員、冨永議員によるインターン生の勉強会が行われました。

    この勉強会では主に、政治について、福岡県議会の仕組みについて学びました。また、大田議員に県庁の中も案内していただきました。小中学生の頃、社会科の教科書の中で勉強したこととは違い、政治について肌身で感じることができ、有意義な時間となりました。

    この日の活動を通じて、議員の様々な一面を見ることができ、これまで議員についてマスメディアで見聞きすることしかわかっていなかったと感じました。

  • 【議員インターン活動記】辻立ちをしました!

    【議員インターン活動記】辻立ちをしました!

    冨永議員のもとでインターンを始めた長尾です。

    2月3日月曜日、この日は朝8時からのぼりをセットし、辻立ちをスタートしました。

    暖冬とはいえやはり朝は寒く、初めての辻立ちでもあり少し緊張しましたが、月曜日の通勤、通学の慌ただしい日常の中で、街頭に立ち挨拶をする意味を考えさせられました。

    駅などで選挙前にスピーチをしている人を見かけたことはありましたが、足を止めて話を聞いたことなどなかった私には、政治活動を知る上でとても良い経験になりました。

    また、街頭に立ち子どもたちを見守る、笑顔で挨拶をする、ただそれだけの事ですがこの活動を2年、3年と、繰り返し継続することに意味があると感じました。

    インターンを始めるに当たって

    最初は友達に誘われたことがきっかけでした。

    インターン説明会に参加してみて、将来社会に出た時に必要なスキルやビジネスマナーを身につけることができると思いました。

    また、自分のためだけでなく、街のため、県のためと一生懸命に活動されている議員の方の仕事を間近に見れることに惹かれ、参加しました。

    これから2ヶ月間のインターンを、冨永議員やその他のサポートしてくださる皆様と共に頑張りたいと思います。

    (長尾)

  • 冨永よしゆき県政報告第3号~糟屋郡の地域振興について

    冨永よしゆき県政報告第3号~糟屋郡の地域振興について

    12月議会の県政報告を、糟屋郡全域(約7割の世帯)において、皆様のご自宅に投函しております。

    今回は、県内の市町村合併について、県道筑紫野古賀線の整備についてを取り上げております。

    ご希望される方には、郵送、もしくは、可能な限り、冨永よしゆき本人がお届けに上がりますので、事務所へお気軽にお問い合わせをお願いいたします 。

    左右にスライドすることでページをめくることができます。

    県政報告2月版(表面)
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  • 議員インターン、スタートします!

    議員インターン、スタートします!

    あっという間に1月も後半戦に突入。
    地域行事をはじめ、ご挨拶まわりや2月議会の準備、視察、勉強会への参加などが続きます。

    この度、冨永事務所では、2月から3月末までの間、議員インターンシップで大学生3人を迎えることにしました。春休みを利用して、それぞれのテーマで糟屋郡内を中心にフィールドワークも行います。微力ながら事務所をあげてお手伝いできたらと思っています。

    数ある事務所の中から選んでくれてありがとう!

    会派最年少の県議会議員、年齢の近い議員として、彼らとともに学び、活動することで、私自身も更なる飛躍を目指します。

    また、町議の藤木たかひろ議員とも改めて連携を強化します。

    まずは、3月の町議会に向けて勉強会をスタートです。質問のスタイルを一新して、町民の皆さまに分かりやすく興味を持って頂けるようにするために打ち合わせを重ねていく予定です。

    私はかねてより、4世代時代のあらゆる世代、様々な立場の方のお声を県政に届けることをお約束してきました。また、「22世紀につながる県政に!」をスローガンに、次世代によりよい福岡県をつなぐために日頃の活動をしています。

    写真には写っていない、日頃から私の活動を支えてくれている事務所スタッフやボランティアスタッフの皆にこの場を借りて感謝申し上げます

    では、春に向けて、大きく始動します!

  • 令和2年・新年のごあいさつ

    令和2年・新年のごあいさつ

    2020.0101

    新年あけましておめでとうございます。

    昨年は、多くの皆さまにお支えて頂きましたことに心から御礼を申し上げます。

    今年も「若さ」と「行動力」で地元糟屋郡の7町、そして福岡県政の発展のために

    全力を尽くして参りますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

    令和2年へと日付が変わってから、

    糟屋郡内の17の寺社を5時間半かけてお詣りさせていただきました。

    普段から地域まわりをする中でお詣りさせて頂いている神社や、

    地元の皆さまがお詣りされる氏神様のもとで手を合わせ、

    今年もしっかりと地元のために力を尽くすことをお誓いしてまいりました。

    2020年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。

    候補者時代から言い続けております「22世紀へつながる県政に!」を実現するために、

    4世代時代の今、あらゆる世代、様々な立場の方のお声をしっかりと議会に届けて参ります。

    県議2年目の今年は新たなことにも積極的に挑戦します。

    皆さまとともに、糟屋郡の7つの町からよりよい福岡県を次世代に繋いでいきましょう!

  • 12月福岡県議会一般質問&答弁 (要旨)~「今後の市町村支援のあり方と地域振興について」

    12月福岡県議会一般質問&答弁 (要旨)~「今後の市町村支援のあり方と地域振興について」

    三度目の一般質問に登壇しました。

    地元(糟屋郡)課題を中心に、平成の大合併と今後の市町村のあり方について質問をしました。なかなか思ったような答弁を引き出せず、すごく早口になったことを反省しています。

    福岡県議会一般質問&答弁 (要旨)

    「今後の市町村支援のあり方と地域振興について」

    2019年12月11日(水)11:10~ 民主県政クラブ冨永芳行

    新たな市町村合併について

    冨永:総理大臣の諮問機関である地方税制調査会では「自治体構想2040」の中で、現状の市町村単位による行政よりも、むしろ近隣の市町村で構成される「圏域」を単位として行政を展開する考えを強調している。平成の大合併の適切な検証がなされていない現状下、「自治体構想2040」として再度、国が市町村合併を推進するかのような議論がなされていることに対して知事の考えを問う。また今後、県内で新たな市町村合併の検討がなされる必要があるのか知事の見解を問う。

    知事:人口減少・少子高齢化の進展に対応して、地方分権の担い手となる基礎自治体にふさわしい行財政の基盤を確立することを目的に、平成11年から「平成の合併」が進められた。

    その結果、全国の市町村の数は3,232から1,727となり、地方制度調査会から平成21年に、「全体として目指す基礎自治体の姿に近づいた」、「合併推進は一区切りすることが適当である」との答申が出されているところである。一方、今後、人口減少はさらに加速し、令和22年頃、高齢者人口はピークを迎えると見込まれる。その中で、市町村が行財政基盤を中長期的に維持していくためには、行政サービスを提供する体制として、
    ①自主的な市町村合併、
    ②市町村の広域連携、
    ③都道府県による補完などの多様な手法の中から最も適したものを自ら選択できるようにすることが適当であると考えている。

    市町村制施行の周年事業について

    冨永:志免町は本年4月に町制80周年、来年10月には宇美町が町制100周年を迎える。宇美町は3年ほど前から100周年事業推進事務局を設置し、広く町民に100周年事業に関するアイデアを募集したり、役場各課の職員が積極的にアイデアを出すなど地域が1つになって100周年を祝福しようとする機運が高まっている。また、同様に来年100周年事業を行う宮崎県都農町とも独自に交流を深めている。こうした取り組みは、知事の言われる「誰もが住み慣れたところで働く、暮らす、育てる地域社会づくり」の根幹として不可欠なものであると考える。そこで市町村制施行の周年行事や取り組みに対しての知事の認識と県としての支援のあり方を問う。

    知事:市町村においては、議員が触れられた宇美町の例のように、周年を機に、地域の魅力を内外に発信するとともに、住民の皆様に郷土愛を育んでいただけるよう、創意工夫を凝らした様々な記念行事が実地されている。県は、それらの記念行事に対して財政支援を行うとともに、式典に私や副知事も出席し、参加者の皆様とともに、周年の節目をお祝いしている。

    糟屋郡7町の人口推移について

    冨永:知事は2014年6月議会で原中議員の質問に対して「福岡都市圏を中心に人口が増加している一方で、合併市町村、非合併市町村を問わず、人口減少が続いている」と答弁され、同年12月議会では、人口減少対策で大きな役割を果たすのは市町村である。」と答弁されている。知事の一連の答弁では知事や県の人口減少に対する姿勢や役割が明確でない。非合併自治体である糟屋郡の7つの町の人口推移についての知事の認識を問う。

    知事:本県全体の人口が、過去10年で約4万3千人、0.9%の増加であったのに対し、糟屋郡7町の人口は好調な住宅開発と子育て世代の転入により約1万9千人8.8%増加し、本県全体と比べ、高い増加率となっている。今後の人口推移については、国立社会保障・人口問題研究所は令和27年には、本県全体で約55万6千人、10.9%の減少が見込まれるのに対し、糟屋郡7町では約4千人、1.7%の減少になると推計しており、糟屋郡7町は、ほかの地域と比べて、人口の減少幅が比較的に小さい地域であると考えている。

    糟屋郡内における県道筑紫野古賀線(県道35号線)の整備について

    冨永:11月に阿恵官衙遺跡が国指定の史跡に指定された。1300年前から糟屋郡は大宰府政庁へ向かうための交通の要衝であったことは明らか。現在においても、人口増加に比例して、筑紫野古賀線は、長年に渡り慢性的に渋滞が発生しており、県民生活や企業の経済活動に大きな影響を及ぼしてきた。今後、糟屋郡への定住増加が進めば、更なる企業や大型店舗の進出で益々、混雑することが予想される。糟屋郡内における筑紫野古賀線の渋滞に対する知事の認識と、どのように整備事業を進めているのかを問う。

    知事:県道筑紫野古賀線は、筑紫野市と古賀市を結ぶ全長33㎞の広域的な幹線道路である。本路線は、全線にわたり交通量が多く、特に、須恵町内の「須恵中央交差点」や粕屋町内の「門松交差点」は、福岡県交通渋滞対策協議会において「主要渋滞個所」とされるなど、慢性的な交通混雑が発生していると認識している。このため、糟屋郡内の17.5㎞において4車線化する事業を行っており、これまでに10.6㎞の区間が完成している。現在、宇美町、須恵町、粕屋町において、残る区間6.9㎞の事業を進めており、これまでに用地売買や一部区間の工事を行っている。

    今後も、地元の皆様方のご理解とご協力をいただきながら、整備を進めている。

    今後の糟屋郡7町に必要なものについて

    冨永:今後、県政のさらなる発展のため、糟屋郡7町がそれぞれ個性を発揮し、今後も輝き続けるためには何が必要だと考えるか、知事の考えを問う。

    知事:7町においては、JRや九州自動車道、国道201号などの道路網による良好な交通アクセスが整備され、森林セラピー基地や運動公園など各町に健康増進のための環境が充実しています。身近に楽しめる自然や歴史文化を生かした魅力的なまちづくりが行われ、子育て世代の転入も続いている。こうした世代が、生涯住み続けたいと実感できるような定住圏域として発展していくための施策を展開していくことが必要であると考えている。

    今後のあるべき基礎自治体の姿について

    冨永:県内の市、町、村のいずれにおいても、「これからのあるべき基礎自治体の姿」とはどういうものをイメージされているのか知事の認識を問う。

    知事:人口減少と、高齢化がさらに加速する中で、それぞれの地域で「働く」「暮らす」「育てる」ことができるようにするため、各市町村の首長、議会、住民の皆様が自分たちの地域の将来像について議論を重ね、ビジョンを共有していくことが重要である。

    その上で、それぞれの将来像に対応した行政サービスの提供体制を、先ほど述べた多様な手法の中から、長期的な視点で選択していくことが重要であると考える。